OpenAIは、従来版より含まれる利用枠を減らした月額200ドルのPro $200について、新規登録を再開したと発表した。TechCrunchによると、OpenAIは9月10日に新規登録とアップグレードを一時停止した。当時のヘルプセンターの告知では、すでにPro $200を契約している利用者には影響しないとしていた。再開時期ははっきりしない。9月29日、ChatGPTとCodex全体のプロダクトを担当するティボー・ソティオ氏は「翌日」、9月30日に再開する予定だと投稿した。しかし同日、その後に更新されたOpenAIのProヘルプセンターのページでは、新規登録が可能になったと案内されていた。各情報から実際にいつ利用可能になったかは特定できず、一時停止の正確な期間も確認できない。対象となる既存契約者は、2026年10月29日まで従来の利用枠を維持し、その後は同じ料金で縮小後の利用枠に移行する。ソティオ氏は別途、新しい利用枠はAPI料金に換算すると旧プランの約半分に相当すると説明した。これはAPI価格に基づく価値の推計であり、利用者が完了できる作業数を数えたものではない。
ソティオ氏は、サンフランシスコでOpenAIのDevDayが開かれた9月29日に、API価格に換算した比較を投稿した。イベント予定では基調講演は太平洋時間午前10時(協定世界時17時、ベオグラード時間19時)だった。16時04分(協定世界時)の開催前スナップショットでは、公式ライブ配信ページに、配信は太平洋時間午前10時に始まると記されていた。更新後のOpenAIのProヘルプセンターのページには、現在、新規登録が可能とある。ただし、API価格に換算した金額や作業数は公表されていない。
大きな変化
- 何が変わったのか: 新規顧客はPro $200に再登録できるようになったが、OpenAIによると従来版より利用枠が少ない。対象となる既存契約者は10月29日まで従来の利用枠を維持し、その後は料金を変えずに縮小後の枠へ移行する。
- なぜ重要なのか: ソティオ氏によると、新しい利用枠は旧プランのAPI換算額の約半分に相当する。これは価格に基づく比較であり、作業が半分しかできないという意味ではない。完了できる仕事量はモデル、作業内容、利用上限によって異なる。
- 今後の注目点: OpenAIのヘルプセンターは利用可能になったこと、価格、移行日を確認しているが、具体的な利用量やソティオ氏のAPI換算額の計算は公表していない。9月29日の投稿と、その後のヘルプセンター更新では再開時期の説明が異なるため、実際にいつ再開したかは不明のままだ。影響を判断するには、具体的な数値とアカウントごとの上限が必要だ。
OpenAIは9月29日のDevDay基調講演を太平洋時間午前10時(協定世界時17時、ベオグラード時間19時)に予定していた。イベントページからは公式OpenAIライブ配信ページにリンクされていた。16時04分(協定世界時)の時点で、ページには配信開始時刻が太平洋時間午前10時と表示されていた。
同氏の説明では、モデルの効率化に伴いAPI価格が下がる可能性があるため、OpenAIはサブスクリプションの価値をAPIの定価に結び付けたくないという。GPT-6 SolとGPT-6 LunaのAPI価格は従来モデルの半額になり、単価が下がれば時間とともにより多くの作業をこなせると主張している。これはOpenAI側の説明であり、すべての利用者や業務フローについて測定済みの保証ではない。
この違いはCodexの利用者にとって重要だ。API換算の利用枠が減っても、契約者が受け取る作業数、トークン数、作業時間がそれだけで分かるわけではない。実際の結果はモデルの選択、入力と出力の構成、キャッシュ、推論、ツール、作業の長さによって変わる。OpenAIの現行Codex利用プランの案内では、利用量はこうした要因で変動すると説明し、アカウントごとの上限とリセット時刻は利用状況ダッシュボードで確認するよう案内している。
BIG CHANGEは以前、GPT-6 SolでCodexの利用上限が半減したという別の主張を検証した。API価格の計算に関する分析では、同じトークン数なら料金単価の半減によってAPI換算の推計額も半分になるものの、サブスクリプションの利用量の計測方式がどう変わるかは証明できないと指摘した。ソティオ氏の新プランに関する発言は、より具体的で、利用枠は旧プランのAPI価格換算額のおよそ半分だとしている。新旧の実際の利用量や、アカウント単位の計測方法は公表されていない。
利用者がまだ知る必要のあること
TechCrunchは、OpenAIが9月10日に新規登録とアップグレードを一時停止したと報じた。当時のOpenAIヘルプセンターの告知では、月額200ドルの既存契約者には影響しないとしていた。ソティオ氏は9月29日の投稿で、翌日の9月30日に再開する予定だと述べた。しかし同日、その後に更新された同じヘルプセンターのページでは、すでに新規登録が可能だと案内されていた。投稿は予定日を示し、更新後の告知には利用可能になった時刻が記されていないため、実際の再開時刻や停止期間の正確な長さは確認できない。現在のヘルプセンターによれば、資格基準日現在、またはその前の7日以内に契約していた利用者は、Pro $200を継続する限り、2026年10月29日まで旧利用枠を維持できる。その後は月額200ドルのまま、縮小後の利用枠に移行する。ページには基準日が記載されていない。
ソティオ氏によると、月額200ドルのプランでは5時間ごとの上限は復活せず、契約者は週単位の利用枠を自分の都合に合わせて使える。投稿では週単位の上限や、ChatGPTとCodexで同じ利用枠を共有するか、モデルごとの消費量を利用者がどう確認するかは示されていない。追加されるサブスクリプション機能の名称や条件も明らかにされていない。
サブスクリプションとAPI従量課金を比較するチームにとって、API換算額は判断材料の一つにすぎない。ヘルプセンターには利用枠の具体的な数値や詳しいリセット方式、作業単位の比較はない。「半分」というAPI換算の比較を明示した情報源は、確認できた限りソティオ氏の発言のみだ。更新されたヘルプセンターは利用枠が減ることを別途確認しているが、その比率や計算方法は示していない。OpenAIは、モデルの効率向上とAPI価格の低下によって、時間とともにより多くの作業をこなせると説明する。これは同社の説明であり、すべての利用者や業務フローで測定された結果ではない。
BIG CHANGEのGPT-6.1 Astraの安全性審査による保留に関する記事は、モデルの公開延期をめぐる別の9月の決定を扱っており、今回のサブスクリプション条件を裏付けるものではない。
出典・参考資料
- ティボー・ソティオ氏の9月29日の投稿— 新しい利用枠がAPI価格換算で旧プランの約半分だという主張について、確認できた唯一の情報源。Xは403エラーを返したため、全文は同時期の転載と第三者ミラーから取得した。投稿では9月30日の再開を予定していると述べられているが、9月29日後半のヘルプセンター更新では登録可能と案内され、実際の時期は未確定。OpenAIのヘルプセンターは利用枠の縮小を確認しているが、比率や計算方法は示していない。
- OpenAI DevDay 2026のイベントページ— 開催日、場所、基調講演の予定、無料ライブ配信、技術セッション、デモを確認できる。Proサブスクリプションの条件は記載されていない。
- OpenAIのライブ配信ページ— 協定世界時16時04分、17時の開始予定まで56分の時点で、配信は太平洋時間午前10時に始まると記載。イベント予定と一致する。
- OpenAIヘルプセンター:「ChatGPT Proのプランについて」— 9月29日後半の更新で、月額200ドルの新しいPro登録が利用可能と案内された。同日のソティオ氏の投稿では9月30日の再開が予定されており、時期に食い違いがある。現行ページは実際の再開時刻、利用枠の具体的な数値、API換算で半分という比較を示していない。対象となる既存利用者は2026年10月29日まで従来の利用枠を維持し、その後、同じ料金で縮小後の利用枠に移行する。
- TechCrunch:「OpenAI、Astra需要を受けProの登録を一時停止」— 9月10日の登録とアップグレードの一時停止を伝えた同時期の報道。OpenAIのプロダクト責任者ティボー・ソティオ氏の説明として報じている。当時のヘルプセンター告知では既存契約者に影響しないとしていたが、その告知は現在の利用可能状況と移行条件に置き換わっている。利用再開時刻と停止期間の正確な長さは、利用可能な情報源からは確認できない。
- OpenAIヘルプセンター:「ChatGPTプランでCodexを使う」— アカウントのダッシュボードとCodex利用量に影響する要因を説明している。新しいProプランの上限は公表していない。
- BIG CHANGE:「OpenAIはGPT-6 SolのCodex利用枠を半分にしたのか?」— API換算の推計額とサブスクリプションの利用上限が異なるものを測る理由についての先行分析。
- BIG CHANGE:「OpenAI、範囲と権限の懸念からGPT-6.1 Astraを保留」— GPT-6.1 Astraの公開延期を扱う同日の別記事。



