QGISは、LLM、AI、エージェントの支援で作成したコードを主要ソフトウェアリポジトリに貢献することを禁止する方針を採用した。プロジェクトの提案記録によると、この変更は10月7日に承認され、マージされた。その範囲はQGISでAIを使うこと自体の禁止より狭い。方針文は一つのリポジトリへのコード貢献を対象とし、「支援」の一部の境界を定義していない。

大きな変化

  • 何が変わったか: QGISは従来のAIツールによる貢献方針を、LLM・AI・エージェントの支援によるコードを github.com/qgis/qgis に貢献することの一律禁止に置き換えた。
  • なぜ重要か: 禁止された支援をプロジェクトが後から発見した場合、この規則の対象となるコードの貢献者はコードの取り消しや貢献者権限への制裁を受ける可能性がある。提案は自動検出や適用の手順を説明していない。
  • 未解決の点: 採用された一文は、AIを利用した自動補完、調査、レビューの例を示しておらず、バグ報告、議論のコメント、他のQGISリポジトリを明示的に規定していない。

採用された文面の内容

方針の一段落の規則は、QGISの主要リポジトリにおける「LLM、AI、エージェントの支援によるコード貢献」を対象とする。AI、LLM、エージェントによる支援が後から発見されると、コードの取り消しや貢献者権限への制裁につながり得るとしている。この文言は可能な結果を示しており、QGISが特定の貢献者に実際に適用した記録ではない。

記録が重要なのは、提案の題名「AIによる貢献は許可されない」が実際に適用される一文より広いからだ。その一文はコード貢献と qgis/qgis リポジトリを明示する。QGISソフトウェアで作業しながらAI機能を使う人に対する、プロジェクト全体の規則は設けていない。同じ制限が別の機能改善提案リポジトリやコード以外の提出物にも及ぶかも述べていない。こうした問いはプルリクエストの議論で出たが、マージされた文面は列挙しなかった。

採用された変更はリポジトリのAIツール方針ファイルの更新で、ファイル名には今も qep-408 が含まれる。10月7日のプルリクエストはQEP 428と説明され、マージ前にAcceptedラベルを付けられた。この記録のファイル名と提案番号は同じ方針変更を指している。

貢献者が境界を疑問視した理由

支持者はレビュー能力の問題を説明した。提案の議論で、貢献者Haubourgは、外部で生成された提出物がメンテナーの真剣にレビューできる量を超えることがあると述べた。AI支援によるリグレッション修正を提出した貢献者は、その経験が複雑なコードベースで能力があるという錯覚を生み、レビュアーと作者の信頼に負担をかけ得ると述べた。これらは参加者による方針の説明であり、すべてのAI支援パッチを測定した結果ではない。

他の人々は何が支援に当たるのかを尋ねた。ある貢献者は、自動補完、不慣れなコードを理解するためのLLM利用、翻訳、AI回答を含む検索結果を、短い規則が分類していない例として挙げた。QGISプロジェクト運営委員会のメンバーTim Suttonは、貢献者が良心に従ってコードを書いたかどうかで遵守を判断すると回答した。そのコメントは意図を理解する助けにはなるが、採用された一文を修正するものではない。提案の作者Nyall Dawsonは、厳格な出発点を個別に再検討できると述べた。これは将来あり得る議論であり、承認済みの例外ではない。

今日プルリクエストを準備する貢献者にとって、信頼できる境界は書かれた規則だ。QGISの主要リポジトリに提供するコードは、LLM、AIシステム、エージェントのワークフローによる支援を受けてはならない。原資料の記録は、QGISが境界にあるツールをどう区別するか、実際にどう規則を適用するかを確定していない。BIG CHANGEは方針と公開議論を確認したが、コードを提出したり適用を試したりはしていない。

出典・関連資料